新宿、六本木、青山エリアで起業家を支援するレンタルオフィス「クロスコープ」を運営する未来予想(株)は、起業家328名を対象に「起業家のオフィスに関する意識調査」を行い、その調査結果を発表した。
調査は、7月22日から8月18日までの28日間、20代~70代の起業家(経営層)に対し、経営支援ポータルサイト「MiraiZ.bz」会員登録時に行ったものという。
この結果、起業家がオフィスを構えたい希望エリアを聞いたところ、断トツで新宿(19%)、次いで品川(10%)、渋谷(9%)、東京(丸の内)(8%)と続いた。路線の発達によって、神奈川や埼玉からも通勤しやすくなった新宿エリアや、羽田空港国際化に伴う品川エリアの人気が高いという。
オフィス選びのポイントは立地と家賃で9割
オフィス選びで重要視する条件として、最も多かったのは立地で59%、次いで家賃30%となり、オフィス選びのポイントは立地と家賃で約9割近くを占める。条件として重要視しているのは、自宅からの利便性27%、取引先との利便性22%、クライアントオフィスとの利便性19%と続いた。
許容できる最寄駅からの所要時間(徒歩)を聞いたところ、徒歩5分以内29%、10分以内25%、3分以内16%となり、7割が最寄駅から徒歩10分以内のオフィスを求めている。
これにより、昨今の起業家の多くはオフィスに対して徹底的に利便性を追求していて、ブランドイメージが良くてもアクセスが悪いエリアのオフィスにはあまり需要がないとしている。
詳細資料
http://crosscoop.com/misc/entrepreneur_report3クロスコープ
http://crosscoop.com/ 未来予想(株)
http://www.miraiz.co.jp/