シニア世代の働く機会の提供を目的とする(株)日本シニア総合研究所は、シニア向けの仕事情報コミュニケーションサイト「SeniorJob.jp」の運営サービスを、10月1日より開始する。
これによりセーフティネットを完備し、誰もが再チャレンジできる社会の仕組みをCSR活動として導入を提案するという。
労働政策研究・研修機構の「高年齢者の雇用・就業の実態に関する調査」によると、65歳以上まで働きたい割合は、男性は約7割、全体では約6割とのことで、まだまだ働きたいという意欲が高い方も、会社関係や個人的な人脈を利用して就労しているのが実態という。
業務単位の請負契約を複数企業と情報交換するサイト
そこで同社は、シニア予備軍といわれる40代以上の定年退職や退職を余儀なくされた方、または60歳以上の定年者等で、仕事をしたい方に対して、インディペンデント・コントラクター(独立業務請負人)として、プロジェクト毎の雇用契約ではなく、業務単位の請負契約を複数の企業と独立・自立した個人で仕事ができるよう、仕事情報交換のできる前記サイトを開設したという。
企業からみれば、今後発行されるCSRレポートでは雇用問題に言及した企業がより信頼・評価されていくことになる。そして年齢による雇用差別をなくしセーフティネットを作ることは、企業も安心して雇用調整できる仕組みをつくることにつながり、労働者も企業も悩む必要がなくなるとしている。
なお、この参加費用は、個人会費 入会費が4千円、年会費が6千円とのこと。
「SeniorJob.jp」
http://seniorjob.jp/日本シニア総合研究所
http://www.jsri.co.jp