福井県が、「ふるさと起業ビジネスプラン・コンペ」として、農山漁村等の活性化に寄与するプランの募集を、この24日から開始した。ふるさと起業を推進している「NPOふるさと回帰支援センター」と連携して行うもので、自治体としては全国初という。
県では、雇用情勢が厳しい中での新たな雇用の受け皿として「ふるさと起業」を促進するため、今回、モデル地区として若狭町を設定し、地域の社会的課題の解決を目的とした起業家を広く募集するもの。
若狭町の活性化プランに最高300万円の起業支援金等
対象は、若狭町の活性化に寄与するプランであって、平成23年度までに起業することが条件となっており、最高300万円の起業支援金や商品開発での助成金のほか、専門家の助言などを受けられる。
なお、現地での社会的課題を体験・研修できるインターンシップや11月にはモニターツアーが企画されており、また同様のコンペは小浜市でも開催予定とのこと。
募集の概略は以下となっている。
<募集概要>
募集内容
・若狭町の社会的課題を解決するビジネスプラン
ⅰ増加する空き家の有効活用
ⅱ農業等地域産業の活性化
ⅲその他、農山漁村等の活性化に寄与するプラン
応募資格
・若狭町内で平成23年度までに起業する意思のある個人
(県内外問わず)
・新たに企画された事業であること
募集期間
平成22年9月24日(金)~11月30日(火)
支援内容
・上限300万円の起業支援金(国)
・専門家等による起業化(法人化)までの助言・指導
・中山間地域での新商品開発等の助成金(上限約60万円)
問合せ先
若狭町政策推進課 岩崎(電話0770-45-9112)
福井県ふるさと営業課 和田(電話0776-20-0387)
「ふるさと起業ビジネスプラン・コンペ」
http://www2.pref.fukui.jp/press/view.php?cod=14062D128452999970NPOふるさと回帰支援センター
http://www.furusatokaiki.net/