三重県産業支援センターが、平成22年度の「みえベンチャースタートアップ補助金」および「みえベンチャー事業化支援補助金」の対象者を、9月末期限で募集している。
これは、県が起業家や新事業創出に取り組む中小企業等に対し、研究開発や事業化にかかる経費を補助する制度で、平成19年度より創設しており、今回、本年度の二次募集として行うもの。
機械・工器具・研究機器購入やマーケティング経費に
「スタートアップ補助金」は、実証研究の成果等をもとに、新規性・成長性・独創性のある事業の創出を県内で着手される方に対して、事業化に向けた製品及びビジネスモデルを開発する際に必要となる経費の補助を行うもの。
また「事業化支援補助金」は、新規性・独創性・成長性が認められる実証研究の成果等を活かし、製品開発等を行う創業後10年未満または新分野進出を目指して実証研究等に取り組んでいる個人事業者・中小企業等に対して、事業化に向けての必要な経費を補助するものという。
募集要領については、概略以下となっている。
補助金額・補助率
・スタートアップ:1件あたり200万円以内(下限:100万円)
補助率:補助対象経費の10/10以内
・事業化支援: 1件あたり1,000万円以内(下限250万円)
補助率:補助対象経費の1/2以内
募集期間
9月6日から9月30日(木) 最終日17時必着
補助対象期間
交付決定日から平成23年2月末日まで
主な補助対象経費
機械装置・工具器具・研究機器購入費
マーケティングに要する経費、(事業化は人件費も)など
募集対象者
新規性・独創性が認められる研究シーズやアイデア等を活かして、成長が見込める事業を三重県内で事業化しようとする創業予定の個人、又は創業後5年(スタートアップ)か10年(事業化支援)未満の個人事業主及び中小企業であって、
「スタートアップ補助金」
以下のいずれかに該当するもの。
・新規性の高い技術開発を伴うもの
・取得済の特許技術を活用したもの
・各種ビジネスモデル案件
「事業化支援補助金」
以下に該当するもの。
・新規性の高い技術開発をともなうもの
・取得済の特許技術を活用したもの
・各種ビジネスモデル案件
なお詳細は、募集要項(下記リンク)にて確認されたい。
募集案内
http://www.miesc.or.jp/monozukuri/sbir2.htm