東北など全国9地区で社会起業家育成
仙台市のNPO法人せんだい・みやぎNPOセンターなど、全国のNPOや起業家らが、全国9地区で「社会起業家」を育てるプロジェクトに乗り出す。
ビジネスの手法を通じ、環境や福祉分野などの社会問題の解決を目指す人に資金提供や専門的な助言を行い、資金調達の方法もアドバイスする。
これは「ソーシャルビジネス・トライアル」によるプロジェクトで、「ソーシャルビジネスネットワーク大学」によって内閣府の交付金を活用して行われる。
対象者は1年に4人
東北では1年に4人ずつを育て、2年間で8人を支援する予定で募集している。1年以内に独立する意思のある18歳以上の人が対象で、今年は事業計画を提出させて書類選考やプレゼンテーション審査を経て、10月中旬までに最終的に対象者を決める予定。
申し込み方法と説明会情報
締め切りは8月16日で、応募者は解決したい社会問題の詳細や事業内容などを所定の応募用紙に書き込み、メールや郵送などで申し込むようになっている。
7月31日に仙台市と秋田市で、8月2日に青森市で説明会が開かれる予定。詳細・問合せ等は、せんだい・みやぎNPOセンターへ。
編集部 有宮あたる
ソーシャルビジネス・トライアル
http://socialbusiness-college.com/NPO法人せんだい・みやぎNPOセンター
http://www.minmin.org/