環境問題や地域再生など対象の起業家を募集・育成
静岡県のNPO法人「グラウンドワーク三島」は、地域で起業したい方を対象に、環境問題や地域再生を事業で解決する社会起業家を育成するとし、この申込受付を開始した。
この事業は、国が昨年10月に打ち出した雇用拡大や人材育成のための「地域社会雇用創造事業」の認定を受け、10億円の助成金に基づくもので、来年にかけ3期で2,400人の希望者を受け入れるという。
研修期間は約1カ月で、同NPOでの5日間の集合研修の後、それぞれの地域の受入れ団体にて5日間の実地研修を行い、最終的にフォローアップ研修を行うもの。
研修費用無料のほか活動支援金や起業支援金支給も
費用が無料で受けられるこの研修に参加すると、NPO法人立ち上げや地域ビジネスのノウハウが得られるとともに、活動支援金を受けられるほか、課程修了後に作成したビジネスプランでコンペティションにエントリーでき、優秀なプラン100人に最大300万円の起業支援金が支給される。
このほか、専門家による個別指導、インターネットを活用したQ&A、地域の企業や投資家とマッチング・フォーラムなど、充実したサポート体制も用意されている。
定員400人の第1期は8月16日からスタートするが、この参加希望者は、7月15日までに申し込む必要がある。
申込書は、ホームページから取得可能だ。
<応募資格>
•対象分野は、環境、まちづくり、農山村振興など
•NPOや企業のマネジメントやビジネス能力のスキルアップ
に意欲のある人
•課題を抱えて行き詰っているNPOやボランタリー団体の
関係者
•地域ブランドを生かして、小さなビジネスを起こしたい方
「グラウンドワーク三島」ホームページ
http://www.gwmishima.jp/