加盟店と本部との関係についての最終報告とは?
コンビニで独立しようとしている人に気になる報告書が出ました。
平成22年6月7日、社団法人・日本フランチャイズチェーン協会は、「フランチャイズ本部と加盟店のよりよい関係のあり方研究会」における最終報告を発表しました。
(画像はイメージ)
注目すべき最終報告とは?
「フランチャイズ本部と加盟店のよりよい関係のあり方研究会」の最終報告で注目すべき文言は以下の部分である。
3.フランチャイズ業界としての対応策
(中略)
④見切り販売価格
・見切り販売は制限できないことを共通認識とする。
これについては、大手コンビニの一部FC(フランチャイズ)オーナーと本部との間で問題になった、いわゆるFCオーナー側が求めるコンビニ弁当値引きを本部が制限したという問題が端を発しています。
最終報告では、売れ残った弁当の値引き販売を、本部が制限することについて、今後は、値引き制限をできないという認識になったことを意味する内容になりました。
また、FC業界では、今後のコンビニの新規出店に関して、近隣の既存店を活性化するなど一定の配慮をすることや、コンビニ加盟店オーナーへの健康リスク管理を進めるなど、加盟店オーナーに配慮する姿勢が、本報告書では示されてます。
今後は、この最終報告が、FC業界できちんと実現されるかが、注目されます。
社団法人・日本フランチャイズチェーン協会
http://www.jfa-fc.or.jp/プレスリリース(日本フランチャイズチェーン協会内サイト)
http://www.jfa-fc.or.jp/particle/175.html