Facebookの力
日本ではtwitterが大きな注目を集めておりFacebookはまだまだ馴染みの薄い存在だが、このSNSは全世界でおよそ5億人のユーザーを持つ世界最大級のプラットフォームである。
その収益は、2008年には3億ドル(約275億円)、2009年には5億ドル(約459億円)と報告されており、2010年度は8億ドル(約735億円)に到達するだろうと予測されている。
あなたも作れる!Facebook広告
その内訳は……
2009年の5億ドルの内訳を見てみよう。
ログイン後、ページ右側に登場するセルフサービス広告(ユーザー自身が製作可能な広告)。これによる収入が2億5000万ドルから3億ドルを占めている。
次に、ユーザーの推薦コメントなどが書き込めたり、アンケートに答えたりできるインターラクティブなエンゲージメント広告での収入が1億ドル。
2007年にマイクロソフト社と提携した、サイト上の独占的広告配信契約に対する権利料が、2009年は5000万ドル支払われた。
加えてFacebookギフトなどサイト上のヴァーチャルグッズの売り上げが、3000万ドルから5000万ドルに上る。
日本でのインターネット広告に関する動き
大手広告会社電通の調査によると、2009年、日本でもインターネット広告費が新聞広告費を上回っている。
2017年までには1兆円規模に拡大するという調査報告もあり、これからますます注目され、展開が期待できる分野と言えるだろう。
BUSINESS INSIDER SAI 'How Does Facebook Make Money?'
http://www.businessinsider.com/how-does-facebook-make-money-2010-5