アプライド マテリアルズは 11月12日(現地時間)、2020年度第4四半期および通年(期末:2020年10月25日)の決算を発表した。
業績概要と事業展望
アプライド マテリアルズ(Nasdaq: AMAT)は、マテリアルズ エンジニアリングのソリューションを提供するリーダーとして、世界中のほぼ全ての半導体チップや先進ディスプレイの製造に寄与している企業。
第4四半期売上高は、過去最高の46 億9,000 万ドルで前年同期比25%増。四半期1 株当たり利益は、GAAP ベースで過去最高の1.23 ドル(前年同期比64%増)、非GAAPベースで1.25 ドル(前年同期比56%増)。営業活動による通年のキャッシュフローは、過去最高の38 億ドルだった。
2020年度通年の売上高は172億ドル。GAAPベースでは、売上総利益率44.7%、営業利益43億7,000万ドル(売上高の25.4%)、1株当たり利益3.92ドルだった。
非GAAPベースでは、売上総利益率45.1%、営業利益45億3,000万ドル(売上高の26.3%)、1株当たり利益4.17ドルとなった。
通年の営業活動によるキャッシュフローは過去最高となる38億ドルで、7億8,700万ドルの配当を支払うとともに、1,200万株の普通株式を6億4,900万ドルで買い戻した。
今後の事業展望として、2021年度第1四半期の売上高見通しは、およそ49億5,000万ドル±2億ドル。非GAAP ベースの希薄化後1株当たり利益は、1.20ドル~1.32ドルの範囲を予想している。