パキスタンの低所得層に高品質な医療を提供
2013年7月19日、米国政府開発金融機関である海外民間投資公社(Overseas Private Investment Corporation;略称OPIC)は、アガ・カーン大学病院拡張のためアガ・カーン大学病院と医科大学財団との間にローン契約締結を行ったと発表した。
OPIC社長Elizabeth L. Littlefield氏とアガ・カーン大学最高経営責任者(CEO)Firoz Rasul氏が署名している。
契約はパキスタン南部カラチでの医療医療施設拡充が目的。アガ·カーン財団USAが750万ドル、OPICが30万ドルを投資。新しい外来診療棟、新生児医療、小児集中治療室、医学教育革新を目指す拠点などの建設に資金を供給する。
パキスタンの低所得層が高品質な医療を受けるのに役立つことが期待されている。
海外民間投資公社について
1971年設立。米国から150カ国以上の事業拡大を支援している。これまでに4000以上のプロジェクトに投資。200億ドル以上を支援している。27万7000に及ぶ雇用を創出してきた。
アガ·カーン大学について
1983年にパキスタン初の私立大学として発足。アフガニスタン、ケニア、パキスタン、タンザニア、ウガンダ、英国でも教育を行っている。
アガ・カーン財団について
1967年設立の国際開発機関。その使命は、主にアジアや東アフリカで社会の発展を妨げる問題に対する創造的な解決策を開発し、促進すること。アガ·カーン財団USAは1981年に設立され、ワシントンDCを拠点としている。
OPIC Provides Financing for Expansion of Aga Khan University Hospital in Pakistan
http://www.opic.gov/press-releases/2013/Overseas Private Investment Corporation
http://www.opic.gov/