ソフトバンクに対抗 米国企業である安心感をアピール
2013年5月23日-米衛星テレビDISHネットワーク株式会社(NASDAQ:DISH)は、「当社の方がよい条件である」と主張するソフトバンクに対抗して、スプリントの買収利点を売り込んだ。争点になっているのは、国家レベルのセキュリティ問題。DISHは、米国プロバイダである安心感を強みにしている。
ソフトバンクは米国指定機器使用を確約
DISHは、国家安全保障の目標を達成するために適切な規制当局と協力して取り組んでいる。一方、ソフトバンクは、米国政府に受け入れられる唯一のネットワーク機器を使用することを確約している。
関係責任者コメント
DISH執行役員兼法務顧問Stanton Dodge氏
「ボーダフォンとドイツテレコムは、ソフトバンクのスプリント買収提案をめぐる議論には無関係。ソフトバンクがスプリントと結合する米国事業を持っていないことを考えると、金融取引ではなく商業的合併。DISHは、相乗効果が大幅強化された戦略と、政府・法執行機関や軍の顧客に分類されたサービスを提供する。国家安全保障によいだろう。」(引用元;DISHプレスリリース)
DISHネットワーク株式会社について
米コロラド州エングルウッド本社。子会社DISHネットワークLLCを通じて2013年3月31日時点で約1409万2000の衛星テレビ顧客を管理。最高品質のプログラミングと技術を誇る。DISHネットワーク株式会社子会社ブロックバスターLLCは、コンテンツ配信を担当している。フォーチュン200企業にランクイン。
DISH Statement on SoftBank's Claims and Attempt to Control Assets of National Strategic Importance
http://dish.client.shareholder.com/DISH Network Corporation
http://www.dish.com/