ダイビル株式会社は、今般、インド・チェンナイ市のNew IT コリドーと呼ばれるエリアに位置するビジネスパーク「International Tech Park Chennai, Radial Road」に参画することを決定した。
本プロジェクトには、三菱地所株式会社が既に参画を発表。
同社は、シンガポールの大手デベロッパーであるCapitaLand グループの中核企業であるCapitaLand Investment Limited(CLI)がシンガポールに設立したファンド、CapitaLand India Growth Fund 2を通じて、本プロジェクトの25%持分を取得する。
◼本プロジェクトの特徴
同社として、インド2 件目の投資となる本プロジェクトは、約13 エーカーの土地に、A グレード・オフィス2 棟(総貸床面積:約2.5 百万平方フィート)を建設する計画。1 期は、既に開業しており、2 期も本年末のビル竣工に向けて、現在、順調に工事が進んでいる。なお、総事業費は約200 億ルピー。
本プロジェクトは、インドのビジネスパークとして初のネット‧ゼロビル認証(Net Zero Energy/Waste/Water、設計段階)をインド‧グリーンビルディング評議会(India Green Building Council)より取得しているほか、ビルやオフィスなどの空間を「人間の健康」の視点で評価・認証するアメリカの評価基準である「WELL 認証」について、設計段階での事前承認を取得している。
なお、本プロジェクトには、三菱地所株式会社が既に参画を発表している。同社・三菱地所・CLI の3 社は、本ファンドを通じて、今後もインド・ビジネスパーク等への投資を拡大する方針であることを確認している。
■物件概要
物件名:International Tech Park Chennai, Radial Road
所在地:Radial Road, Chennai, Tamil Nadu, India
共同事業者:CLI、三菱地所
用途:オフィス、商業、駐車場等
敷地面積:13 エーカー/約5.25ha
延床面積:299,000 平方メートル
階数:地上11 階・地下3 階
竣工:2023 年8 月(1期)、2024 年12 月予定(2期)
設計・施工:設計:Morphogenesis、施工:L&W Construction
India