シンガポール/東京 2024年11月5日。世界有数のリアルアセット (不動産およびインフラ等) マネージャーであるキャピタランド・インベストメント・リミテッド(CLI)は、東南アジアおよびインドのプライベート・ファンド向けに、日本の新たな資本パートナーである株式会社商船三井から、2億6,100万シンガポールドルの資金調達に合意した。
新たな出資コミットメントにより、CapitaLand SEA Logistics FundとCapitaLand India Growth Fund 2の運用資金が20億シンガポールドル超に増加
・新たな出資コミットメントにより、CapitaLand SEA Logistics FundとCapitaLand India Growth Fund 2の運用資金が20億シンガポールドル超に増加
· CLIのコアマーケットである東南アジアとインドにおける成長機会を捉えるため、 日系企業との資本提携を拡大
日本の海運大手である商船三井は、CLIの東南アジア初の物流不動産投資ファンドであるCapitaLand SEA Logistics Fund (CSLF) に、1億3,000万シンガポールドルの出資を決定した。これは、CSLFのセカンドクローズとなり、エクイティ総額は4億シンガポールドルとなる。
CLIはまた、商船三井の子会社であるダイビル株式会社から1億3,100万シンガポールドルを調達し、5億2,500万シンガポールドルのCapitaLand India Growth Fund 2 (CIGF2) をクローズする。
今回の投資により、CSLFのファンド運用資産総額(FUM:Fund Under Management)は、10億シンガポールドルに増加、CIGF2のFUMは、10億シンガポールドルを超えることが想定される。
商船三井からの出資により、CSLFは開発用地の取得による、さまざまな物流投資への展開を加速することが可能になる。東南アジアの物流市場は、主要拠点における優良資産の供給が限られている中で、引き続き堅調な基盤を示している。