東急が、タイにおいて今年6月に設立した現地法人「Tokyu Development(Thailand)CO.,LTD」(東急ディベロップメント(タイランド))は、タイ大手財閥系企業サハグループが設立した「KING SQUARE SUITES CO.,LTD(キングスクエアスイート)」を通じて、タイ王国バンコク都の再開発エリア”キングスクエア” にて開発を行う、サービスアパートメント事業「Dusit Suites Kingsquare Bangkok(デュシットスイーツキングスクエアバンコク)」に参画することが決定した。
“キングスクエア”一帯の物件を中心に、不動産管理を行う「サハ東急プロパティマネジメント」を、新たに設立
また、東急ディベロップメント(タイランド)とサハグループは、2024年8月に不動産管理会社「Saha Tokyu Property Management CO.,LTD(サハ東急プロパティマネジメント)」を新たに設立し、”キングスクエア”一帯の物件を中心とした不動産管理を行う。
本事業を推進する再開発エリア”キングスクエア”は、バンコク中心部より約10km南に位置し、高速道路に近く、バンコク都心部へのアクセスに優れた、今後発展が期待されるラマ3エリアに位置している。
約14ヘクタールの敷地内には、2020年9月に開校した、世界トップレベルの質の高い教育を提供するイギリス系インターナショナルスクール「King‘s College International School Bangkok」が立地するほか、2025年には商業施設「KINGSQUARE」の開業を予定するなど、サハグループが主体となって開発を進めているエリア。
同社は、2022年にサハグループと合弁会社「KING SQUARE DEVELOPMENT CO.,LTD(キングスクエアディベロップメント)」を設立し、”キングスクエア”における分譲住宅事業「KingsQuare Residence(キングスクエアレジデンス)」を推進しており、本事業は、同社が”キングスクエア”で取り組む2つ目の住宅プロジェクト。
同社は、タイにおいてさらに豊かな住環境の創造を目指しており、高品質な賃貸居住の選択肢を提供できる本事業への参画を決定した。
■サービスアパートメント事業「Dusit Suites Kingsquare Bangkok」 概要
1.物件概要
物件名称:Dusit Suites Kingsquare Bangkok(デュシット
スイーツキングスクエアバンコク)
所在地:タイ王国バンコク都ヤーンナーワー区
建物用途:サービスアパートメント(一部ホテルライセンス
付)
共用施設:プール、キッズクラブ、コワーキングスペース、ラ
ウンジなど
構造規模・室数:鉄筋コンクリート造地上28階建て・計154室
敷地面積:約4,012㎡
間取り:1~2ベッドルームおよびペントハウス
着工時期:2024年10月(予定)
開業時期:2027年(予定)