株式会社サイエンスアーツは、PTT(Push-To-Talk)通信の音声通話におけるテキスト化、および翻訳通信技術を、中国・欧州に続き、米国にて取得した。
中国・欧州含め国際特許を取得、2024年に米国で販売開始
本発明は、1対多の音声データ通信を実現するPoC(Push-to-Talk over Cellular)で音声データを送信するとともに、通話内容をテキスト化して保存する技術。
これにより、騒音や通信状態の不良など、一時的に受話者の通信環境が悪い場合でも、通話内容の聞き直しや、テキスト化した内容を確認することで、聞き間違えによる伝達ミスを低減し、騒音環境下での伝達事項の確認を容易にする。
本発明は、Buddycomの機能、音声テキスト化および、トランシーバー翻訳に関する特許となる。2018年4月に国内特許を取得し、2020年12月に販売開始した現在のプラン「Talk Enterprise」にて提供をしているが、海外展開を見据え、各国での出願を行ってきた。
この度の米国での特許登録により、主要各国における特許取得は、概ね完了した。今後、2024年中のアメリカ発売開始を皮切りに、欧州やその他の国々へ展開していく予定。