独立行政法人中小企業基盤整備機構は、タイ王国の投資誘致機関であるタイ投資委員会(The Board of Investment of the Kingdom of Thailand:BOI)のナリット・タードサティーラサック(Narit Therdsteerasukdi)長官来日の機を捉え、12月18日(月)に更なる連携に向け覚書(MOU)を締結した。
両機関は、両国の中小企業・スタートアップのビジネスおよび投資促進に向け連携を一層深め、支援体制を強化することで合意した。
タイ展開を目指す中小企業への支援体制を強化
BOIとは、以前より自動車、電機電子、機械部品の商談会を行うなど、協力を続けてきたが、今般のMOU締結はコロナ禍の緩和に伴うビジネス活動の回復を受け、双方の協力関係をより強固なものとしていくことを意図したもの。
具体的には、両国の中小企業・スタートアップの相互交流の促進を支援するためのビジネスマッチング、セミナー等における連携を一層強めていくことを改めて確認するとともに、中小企業・スタートアップ支援に関する専門的知見の共有や施策の情報共有を実施することで、両国の中小企業・スタートアップの海外展開を含めた活動の支援を協力して推進することとしている。