売上高、利益が予想を上回り好調
企業向けソフトウェア大手のベイオラクルは18日、9-11月期(第2四半期)決算を発表した。
それによれば、売上高と利益がアナリストの予想を上回り好調で、純利益が前年同期比で18%増の25億8100万ドル(約2180億円)だった。一部項目を除いた1株利益は0.64ドルで、アナリスト予想を上回った。
ハードウェア分野では23%減の7億3400万ドルと売り上げを落としたものの、米国やアジアにおける主力のソフトウェア販売が好調で、中でもウェブベースのソフトウェアの需要が伸びたことで収益を押し上げた。
特に、企業が事業運営や従業員管理に利用するアプリケーションソフトの売り上げがおよそ30%伸びている。全社売上高は同3%増の90億9400万ドル(約670億円)だった。
減収が続くハードウェア部門
同社のハードウェア部門は2010年1月にサン・マイクロシステムズ買収で引き継いだものだが、それ以降減収が続いており、ハードウェア販売が8-18%減少するだろうとの見通しを示していた。
決算報告を受けて同社の株価は上昇、米株式市場通常取引終了時の終値32.89ドルからその後の時間外取引で2.6%上昇して33.75ドルとなった。同社の株価は今年の年初から28%上昇している。
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