アマゾン「キンドル」好調
アメリカの大手通販サイト「アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)」が製造・販売している電子書籍リーダー「アマゾン・キンドル (Amazon Kindle) 」シリーズが好調な売れ行きを見せている。
中でも7型画面のタブレット端末「キンドル・ファイア(Kindle Fire)」はハイスペックでありながら、価格はアップル社のiPad2の半分以下であることから、人気を博している。
アマゾン・ドット・コムの発表によると、先月26日のサイバーマンデーにおいて、キンドル・ファイアを通常価格よりも、30ドル値下げして129ドルで販売したところ、キンドルの一日の売り上げは過去最高を記録し、売上上位10品目のうち、9品目はキンドルおよびその関連商品であったとのことだ。
「サイバーマンデー」販売は過去最高
アメリカでは、感謝祭(11月の第4木曜日)の次の月曜である「サイバーマンデー」は、オンラインショップにおけるセール開始日でもあり、各社が大々的なキャンペーンを行い、売上が急増する日となっている。
米コンピューターサービス大手IBMが国内の小売り500店舗を集計したデータによると、先月26日のサイバーマンデーの売り上げは前年比30.3%の大幅増となり、過去最高を記録した。
回線の高速化などにより、家庭のインターネット環境の整備が進められつつあるが、今回のサイバーマンデー商戦はモバイル端末を使用して商品を検索した人が前年比70%増であり、実際に購入した人は約2倍に増加した。
アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)ホームページ
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