米ヤフーに27億ドルの支払いを命じる判決を下す、メキシコ裁判所
メキシコの裁判所はアメリカのインターネット検索大手のヤフー(Yahoo)およびYahooメキシコ法人に対し、27億ドル(約2225億円)の罰金を提携先の企業に支払うように命じた。
ヤフーはネット版のイエローページ(住所・電話番号の検索サービス)提供のためにメキシコの企業と提携していたが、契約不履行や利益の損失などを理由として、以前のパートナーであるIdeas Interactivasと、その親会社であるワールド・ディレクトリーズ(Worldwide Directories)に訴訟を起こされていた。
メキシコシティ連邦区の第49民事裁判所はこの裁判に対し、原告の訴えを認める判決を下した。ヤフー側は「原告の主張には法的な根拠がない」として控訴し、最高裁まで争うことも辞さない構えを見せている。
なお、この判決が下されたことは、11月30日にヤフーが発表した声明によって明らかになったが、この声明を受け、ヤフーの株価が30日の取引終了後の時間外取引において1.4%下がった。
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