独BMW、中国での販売数急増
独高級車メーカーBMWは、10日、中国での販売数が急増し、11月のグループ全体の販売台数が前年同月比で23%増だったと発表した。中国での販売台数は同62.3%増加して3万1090台となった。
1-11月のBMWブランドの販売台数は、前年同期比で10.9%増加しており、同グループは2012年通年で過去最高を達成する目標も実現可能と見られている。さらに、中国の高級車市場は、自動車全体の9-10%で先進国の15%と比べて依然として低い水準にあるまだ成長の余地があるとした上で、2013年についても2ケタ台の成長が続くと見込んでいる。
日本車販売は底打ち感
中国汽車工業協会(CAAM)も10日、11月の中国における自動車(自家用車、トラック、バス)の販売台数を発表している。これによれば、11月の自動車販売台数は系179万台で、前年同月比で8.2%増、10月は同5.3%の増加だった。1-11月の販売台数は1750万台で、同4%の増加。
今月に入って各日本車メーカーも11月の販売台数を発表している。それによれば、日産自動車が29.8%減、ホンダが29.2%減、トヨタ自動車22.1%減、マツダ29.7%減となっている。各社ともおよそ3割近い減少という厳しい状況だが、9月と10月の30-50%減だった状況からは見れば、いずれも減少率が縮小しており底を打ったと見られている。
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