米主要500社なんとか増益
米調査会社トムソン・ロイターによると、S&P総合500種指数採用企業の2012年第3・四半期決算は、前年同期比0.1%の増益になりそうだという。トムソン・ロイターが9日発表した、3年ぶりに0.2%の減益との予想から好転した。
11月23日時点で、500社中487社が第3・四半期の業績を発表している。利益は64%が市場予測を上回っており、これは長期平均の62%を上回るが、過去4四半期平均の67%を下回る結果となった。
ネガポジレシオは3.5倍
第3・四半期の売上高は、39%の企業が市場予想を上回ったものの、長期的な平均である62%や、過去4四半期の平均値55%よりも低い。
第4・四半期の1株当たりの利益予想では悪化するとした企業は76社、上回るとした企業は22社だった。この結果ネガティブ/ポジティブレシオは76/22で、3.5倍となった。
500社の今後4四半期となる2012年第3~2013年第2・四半期の株価予想収益率(予想PER)は12.7倍だった。
Thomson Reuters
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