NAHB、11月の住宅市場指数を発表
全米住宅建設業協会(NAHB)は11月19日、11月の住宅市場指数を発表した。これによると、指数は46。前月の41から5ポイント上昇し、約6年ぶりの高水準に達した。
上昇は7か月連続で、前年同月が19であったことに比べると大幅に回復したものの、好不況の目安値である50にはまだ届かない。
半年後の販売見通は前月から2ポイント上昇し53となり、3か月連続で50以上となった。
新築住宅の需要が好調
NAHB会長のバリー・ルーテンバーグ氏は
差し押さえやディストレス物件の在庫が全米市場で減少し始め、建設業者は新築住宅への需要増大を報告している(「Reuters」より引用)
と市況を説明。
在庫減少や他の条件の改善を考慮すると、様子をうかがっていた多くの潜在的買い手が、現在の好価格や金利を活かして購入に前向きになっている(「Reuters」より引用)
と指摘した。
今後の課題には、住宅ローン審査が依然として厳しいことと、住宅建築に適した土地が不足する地域が出てきていることを挙げている。
National Association of Home Builders
http://www.nahb.org/Reuters
http://jp.reuters.com/article/topNews