IHG・ANA・ホテルズグループジャパンは、2012年8月1日、大阪駅北地区に建設中の「グランフロント大阪」に、「インターコンチネンタルホテル大阪」を2013年夏に開業すると発表した。
「インターコンチネンタルホテル大阪」は、「グランフロント大阪」のBブロック北棟に、合計215室のホテルと合計57室のサービスレジデンス、4つの料飲施設、4つの宴会場・会議施設、婚礼チャペル、スパ、フィットネスなどを備える、ビジネスおよびレジャー向けのラグジュアリーホテル。
同ホテルでは、日本の“知”とグローバルな“経験”を融合させた施設とサービスが提供される予定で、インテリアには、香港を中心に活動するビルキー・リナス・デザインと、日本を拠点に活動する橋本夕紀夫デザインスタジオがあたり、国内外の「素材」を用いて、“日本の自然”をデザインにより表現するとのこと。
また、ホテル内は、明るく開放感のある空間、外の景色との調和に重点が置かれており、水や緑をふんだんに取り入れ、ゆとりと安らぎをもたらすことをコンセプトとした街づくりをすすめる「グランフロント大阪」に合わせた環境を提供している。
さらに、館内の絵画や彫刻などの装飾には、大阪をはじめとした国内の若手アーティストの作品を積極的に取り入れる予定となっている。
ちなみに、「インターコンチネンタル」とは、60を超える国と地域に169ホテル、国内では東京、横浜、沖縄に合計6ホテルを展開する、高級ホテルブランドのことで、西日本における最大の「玄関口」として大阪をみることで、国内外の富裕層をターゲットに、大阪および関西圏で最高峰のホテルを目指すとのこと。
「Go West」。原発事故の影響が見え隠れする大阪シフトの動きは、東京一極集中がもたらしてきた急速な経済の発展と、その弊害が、果たして自然の成り行きかどうかという命題にも通じているようだ。
IHG・ANA・ホテルズグループジャパンリリース