2011年、過去最低の3.2パーセント!
2月14日付けのhuffingtonpost.comの記事で、アメリカの経営者や幹部レベルの失業者たちが自分のビジネスをはじめる割合が2011年の後半最も低い数値となって表れたと報じた。最新の調査によると、その割合はたったの3.2%だったという。これは2011年の前半が3.3%だったので、引き続き低い数値となっている。
ビジネスをはじめたい人が減ってきている上に、アメリカ全土の起業家の数も少なくなってきているという。米国労働統計局が出した統計によると、ピークが2006年の12月の9,973,000人、また年の2010年の12月が8,759,000人だったのに対し、昨年2年の2011年の2月は8,587,000人まで減ったと発表された。
Photo:Maryland Future Business Leaders of America By MDGovpics2012年、起業する人は増えるのか?
Gray&Christmasの最高経営責任者であるジョンチャレンジャー氏は次のように述べた。
大企業は2011年少しずつ状況が回復してきたが、中小企業にとってはまったく変わらない一年だった。景気が低迷する中、商品やサービスへの需要が少なく、起業家にとって魅力的な環境ではなかった。
2012年は起業家にとってよい年になるだろうという見方もある。多くの企業は新しい従業員を雇い始めている。こういった傾向は、起業家たちのやる気を引き出すだろうとチャレンジャー氏は分析している。
Startup Rate At Lowest Point On Record
http://www.huffingtonpost.com/2012/02/14/startup-rate-at-lowest-point-on-record_n_1276294.html