神戸市内の中小企業支援機関がチームを組み、起業・開業支援事業「神戸開業支援コンシェルジュ」をスタートさせる。
同事業では、関連するセミナーや様々な課題を解決するための専門相談、経営サポート付きの起業家支援オフィス提供など、開業から事業の実施まで一貫して支援することで、神戸市内開業率の向上と雇用促進を図り、「起業しやすいまち神戸」の実現を狙う。
独立・開業予定者を関係機関一体で支援、内容も充実
ここでは、サラリーマンや学生、主婦、定年退職者などの独立・開業を志す人を関係機関が一緒に支援するもので、どの機関の窓口でも相談ができる。この対象は、例えば以下としている。
例:飲食店、小売業、ネットショップ、ホームページ制作、介護、リフォーム、各種コンサルタント、セミナー・教室運営、リサイクルビジネス、省エネ関連事業など
支援メニューの特色は、各機関の役割分担で内容・ボリュームともに充実させたもので、以下という。
・起業家支援オフィス情報を共有しているため選択幅がある。
・起業・開業セミナー「KOBE創業塾」を受講して、1年かけて起業準備ができる。
・夜間専門家相談が拡充。アフター5での起業準備も可能。
・Facebookやtwitterなど最新ITを活用したビジネスセミナーを開催。
またこのほか、各種連携事業も組まれている。
詳細情報はチーム窓口のパンフかポータルサイトで
なお起業の手続、支援制度から最新のセミナー、助成金情報まで、神戸の起業に関する情報の詳細は、支援コンシェルジュチーム各窓口にて配布する「総合支援パンフレット」や、6月下旬から開設する「神戸開業支援コンシェルジュ」サイトに掲載するという。
神戸市発表内容
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2011/06/20110610140301.html「神戸開業支援コンシェルジュ」(6月下旬オープン予定)
http://www.kobe-ipc.or.jp/establishment_support/venture/