宮崎県延岡市の商工会議所と3つの商店会が、空き店舗を格安で貸す「チャレンジショップ」への出店者募集を、5月26日から始めた。
集客の核となっていた大型店の倒産・撤退で、現在25の空き店舗を抱えることから、商店街の活性化対策として行うもので、経済産業省の「中小商業活力向上事業」の補助金を活用する。
飲食店、食料品店の開業者募集。基本負担は月1万円
初めて開業する人を対象に、空き店舗の一角を月1万円(光熱費など別)の負担金で貸し出すという。店舗の広さは約60平方メートルで、飲食店や食料品店の開業を目指す1、2業者に利用してもらう予定としている。
開店は7月中旬で、来年3月末までの9カ月限定での出店だが、期間中は商議所の経営指導を受ける、商店会のイベントや会合などに参加する、期間終了後は3商店会いずれかの空き店舗へ出店することなどが条件となっている。
なお、事業は数年間継続する予定で、今回の募集は6月13日まで同会議所(0982-33-6666)で受け付けている。
募集案内チラシ
http://www.miyazaki-cci.or.jp/nobeoka/tyarenjisyop/chirashi.pdf延岡商工会議所
http://www.miyazaki-cci.or.jp/nobeoka/