Evernote Corporation(米カリフォルニア州)と慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)は21日、共同プロジェクトを開始することを発表した。日本発のユニークなサービスやアプリケーションを開発したいという意欲のある若者を支援し、世界に通用する若者たちの創造性を喚起するためという。
Evernoteと連携したウェブサービス開発・利用に期待
Evernoteのパーソナルクラウドサービスは、PCや携帯電話、iPad、iPhone、Androidの端末などで、ユーザーが気になる情報をテキストや画像、動画、音声などを形式を問わずにウェブ上に保存し、また検索することができるツールとして、ユーザー数は日本国内で100万人、全世界では800万人を超えるという。
そしてEvernote API を利用する開発者の約三分の一は日本からといい、今後ますますEvernoteと連携したウェブサービスの開発や、ユーザー視点で他アプリケーションと組み合わせることで新たな価値を生み出すものが増えてくると期待されている。
そこで両者は、今までにない新たなサービス/アプリケーションを開発・実現するため、特に若い世代の発想力や創造性、開発力を引き出し、それらを日本から世界に発信していくことで、日本の優れたクリエイティビティやグローバルな視点のものづくりを支援したいとしている。
Evernoteを使ったサービス/アプリ公募しコンテスト
このための共同プロジェクト立ち上げに当たり、第1弾としてEvernoteを使ったサービス/アプリケーションのコンテストとして一般公募を行うもの。
<募集内容>
募集テーマ: 自由。新規アイディア・インテグレーション
(ただし動くもの)
募集期間:5月〜6月、結果発表は7月中旬を予定。
(詳細はEvernoteおよびKMDウェブサイトにて告知)
優 秀 賞:8月開催予定のEvernote開発者向けイベントおよびシリコンバレー本社に招待。
Evernote
http://blog.evernote.com/jp/慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)
http://www.kmd.keio.ac.jp/