安全かつ効率的な検索サービス:SeQuSa
Witsign(ウィット・サイン)(株)が、世界初の安全かつ効率的な次世代インターネット検索サービス『SeQuSa(セクサ)』の提供を開始した。
JavaScriptとフォームの無効化、セッションCookieで、安全性を高め、キーワードを強調して、検索中に閲覧したページをワンクリックで表示し、検索の効率を向上するという。
いまネット上では、ガンブラーなどのJavaScriptを悪用したウイルスやスパイウェアによる被害が増加しており、信頼性の低いサイトでは、利用者のPCにCookie(*1)を大量に作成したり、フィッシングサイトでは、フォームを利用してユーザーの個人情報を盗むなど、ネット検索で利用するだけでも日々様々なサイバー攻撃の危険にさらされている。
また、検索エンジンを利用する際にも、検索結果の各ページのどの部分に検索キーワードがあるかが探さないと分からなかったり、検索結果から沢山のサイトやページを閲覧後、再度最初の検索結果に戻りたくてもすぐに戻れないといった問題があり、検索効率の悪さがある。
安全性を高める3つの対策
SeQuSaは、検索におけるこれらの問題点を解消するため開発されたインターネット検索ツール(特許出願中)で、“Searching Quickly and Safely”の頭文字から付けたサービス名の通り、安全かつ効率的な検索を実現するというもの。
検索の安全性を高めるため、SeQuSaでは「JavaScript(*2)の無効化」「セッションCookie」「検索エンジンページを除く、フォームの無効化」の3つの対策を講じている。
ブラウザを閉じると全てのCookieの自動削除など
「JavaScriptの無効化」では、ガンブラーなどのウイルスや悪意のあるサイトからの攻撃を防御し、「セッションCookie」により、ブラウザを閉じると全てのCookieが自動的に削除されるため、検索と関係のない個人情報の追跡を防ぐという。
また、「検索エンジンページを除く、フォームの無効化」で、フィッシングサイトのフォームへの入力による個人情報の流出を防ぐとのこと。
ブックマークで検索効率を向上
一方、検索の効率を向上させるために、キーワードを異色で強調してブックマークを表示し、「アクセス・マトリックス」で検索履歴の管理を行なう。
キーワードをほかの文字とは違う色で表示することで、検索結果の各ページのキーワード部分が一目で分かり、ブックマークをクリックすれば、自動的に検索キーワード部分に移動するため、目的の情報がすぐに確認できる。
「アクセス・マトリックス」では、検索履歴を視覚的に分かりやすく表示し、検索結果ページはブルーの長方形、アクセスしたページはグレーの四角形で表示しており、検索中に閲覧したページにワンクリックで簡単に戻れる。
広告表示で広告主にマーケティングデータ提供も
検索エンジンは、Google・Yahoo!・Bing(他のエンジン追加可能)からユーザーが自由に選択でき、キーワード連動広告やバナー広告の表示も可能で、ユーザーがどんなキーワードや
どんなルートで広告主のサイトを閲覧したかが分かるため、広告主に対してマーケティングデータが提供できるというもの。
同社は、
検索のセキュリティが高いことから企業の導入メリットも多く、また安全で検索しやすいことからユーザーが同サービスを利用する時間が長くなるとしており、
高い広告効果が期待できるとしている。
さらに同社は、2011年までに検索市場のシェア3%の獲得を目指しており、今後さらに機能の拡充を図るほか、スマート・フォンやiPadなどにも対応する予定という。
*1 Cookie:
Webサイトの提供者が、Webブラウザを通じて訪問者のコンピュータにデータを書き込んで保存させるしくみ。
*2 JavaScript:
Webブラウザなどでの利用に適したスクリプト言語(簡易プログラミング言語)。
Sun社のJava言語に似た記法を用いることが名称の由来だが、直接の互換性は無い。
【会社概要】
■会社名 Witsign(ウイット・サイン)株式会社
■代表者 杜 慶捷(ト ケイショウ)
■設 立 2006年5月
■所在地 東京都千代田区平河町2-3-10 花菱平河町ビル4F
■TEL 03-5213-0775
■URL http://witsign.com/jp/
■Email contact@witsign.com
SeQuSa検索へ
http://www.sequsa.co.jp/