顧客サービス改善へ
ロイヤル·バンク·オブ·スコットランド(以下、RBS)は、国内貸出事業に向けた改革の一環として、2013年から2016年の間に7億ポンドを投資する。
投資資金は、2066の支店、イギリス国内での1540万の顧客サービスを改善するための取り組み全体に費やされることになる。
個人・中小・零細企業に注力
RBSは、政府が82%出資する銀行。苦情処理を改善、顧客がより迅速に口座を開くことができるように住宅ローンの処理を簡素化し、新しいセルフサービス·マシンを提供する。
2008年の金融危機(リーマンショック)時に救出されて以来、投資銀行業務を縮小した。政府方針に沿って、個人・中小・零細業務に注力している。
ロス·マキューアン氏は、5年間個人・中小・零細企業へのサービスを担当していた。オーストラリア·コモンウェルス銀行から参加している。昨年8月に、改革の一環でRBSのイギリス小売事業の責任者に任命された。
投資家へのプレゼンテーションで、マキューアン氏は、
「ナットウエストのブランドを若返らせ、RBSのブランドを再構築して、スコットランドでの市場シェアの成長に投資する。」
と述べた。
RBSは、銀行が誤販売した35億ポンドの補償法案対応、数百万の顧客に混乱を起こしたコンピュータ·システム障害によるイメージダウンからの信頼復活という課題に直面している。
RBS branches to receive £700m cash injection
http://www.guardian.co.uk/business/2013/mar/18/