リベリアの投資に注目
国際金融公社(IFC)は、エネルギー、鉱業、金融、などの分野でリベリアの投資に注目しているとチーフ・オペレーティング・オフィサーRashad Kaldany氏はロイター通信に語った。
貧国への援助は流動的で長期資金を得られにくい
Kaldany氏は、IFCは、世界銀行の融資機関は、壊滅的な1989年から2003年の内戦から回復するために苦労し、貧しい西アフリカの国を刺激するために民間部門の投資を望んでいると述べた。
大統領エレン・ジョンソン・サーリーフ氏は、リベリアの約4万人のうちわずか2%が公的に提供された電気を使用していると先月語った。
「電気容量の不足は、投資家にとって大きな障害となっている。」とKaldany氏。IFCが電力部門でのプロジェクトを支持している。
「我々は、エネルギー部門や鉱業企業を支援している、また、再生可能エネルギー部門をサポートしている。多くの国では水力発電を行っており、私たちは交渉のテーブルに持って来ることができる。経験、知識をここで生かしたい。」
と続ける。
IFCは2006年にリベリアに戻った。多くの民間のゴム栽培と金鉱業セクターを含め、企業、並びに開発投資のためのリベリア銀行など金融機関の資金調達をサポートしてきた。
IFCは現在17百万ドル、総額リベリアの投資を管理し、政府と民間部門への技術サポート、トレーニング、および中小企業へのアドバイザリー・サービスを提供している。
Kaldany氏は、リベリアの首都モンロビアに拡大されたIFCの新事務所を訪問、理論的には、プロジェクトごとに最大5億ドルを投資することができると説明した。
「我々は銀行のための長期資金を提供する。長期的な資金調達へのアクセスは、この国の制約であることを理解し、私たちが介入することを決定した理由だ」と語る。
多くの起業家が、銀行は流動的で、長期の資金を提供してもらえない」と語る。
リベリアは、紛争からの回復途上国の民間セクターを強化するためのアドバイザリー・サービスを提供している。
アフリカイニシアティブ(CASA)、IFCの紛争影響国でサポートされているサハラ以南のアフリカの8カ国の一つ。住民一人当たりおよそ11億ドル未満または1日1ドルのリベリアの年間国内総生産(GDP)は、地球上の最貧国のひとつとなっている。
IFC eyes energy, mining investment in Liberia, COO says
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