独自の定量分析、定性分析に基づき表彰
投資信託の評価機関モーニングスター社は31日、ファンドアワード「FUND OF THE YEAR 2012(ファンド オブ ザ イヤー)」を発表した。
これは国内の追加型株式投資信託およそ4000本のうち、2012年12月末時点において運用期間が1年以上であり、かつ純資産残高10億円以上のファンドを対象として、優れた運用実績とマネジメントを持つファンドを選考するもので、今年で既に14回目となる。今回は、7部門にわたって最優秀ファンド賞7ファンド、優秀ファンド23ファンドの合計30ファンドが選ばれた。
優秀ファンドが複数回受賞の傾向が
国際株式型部門で最優秀賞を与えられたのは、ピクテ投信投資顧問株式会社の「ピクテ・プレミアム・ブランド・ファンド(3ヶ月決算型)」。
2012年前半は欧州債務危機問題や世界的な景気減速嫌煙などから先行き不透明感が強かったものの、後半に入るとアジアを中心とした新興国株式が上昇した。このような状況の中、昨年の1年間のトータルリターンは、国際株式部門に属するすべての類似ファンド分類がプラスとなった。
国際債券型(為替ヘッジなし)部門では、DIAMアセットマネジメント株式会社の「DIAM高格付インカム・オープン(毎月決算コース):ハッピークローバー」が最優秀賞を受賞した。
同じく国際債券型(為替ヘッジあり)部門では、フィデリティ投信株式会社の「フィデリティ・ストラテジック・インカム・ファンドAコース(為替ヘッジ付き):悠々債券」が最終優秀賞を受賞した。
Morningstar Award Fund of the Year 2012
http://www.morningstar.co.jp/event/foy2012/index.html