完成は2016年
大手検索エンジングーグルが2016年までにロンドンのキングスクロス地区に英国本社を配置する計画であることを、GuardianやBBCが18日に報道した。同社は、ロンドン内のビクトリアとホルボーンに既に2つのオフィスを構えており、新しいオフィスが完了するに従いスタッフを移動することになるようだ。
完成すれば10億ポンド(16億ドル)
新オフィスは、King's Cross駅とSt Pancras駅の間の2.4エーカーの敷地に、7階建てと11階建ての複合体で建設される。購入金額は公表されていないが、完成すれば10億ポンド(16億ドル)になるだろうとのことだ。
ロンドンでは再開発が行われていたが、キングスクロス地区はその中でも最大規模であり、2007年にはSt Pancras駅にユーロスター(英仏海峡トンネルを通る国際列車)のターミナルが設置されたり、Guardian News & Media、MediaGuardian, Central St Martins Collegeといった企業や組織が同地区に移動した。
グーグルの今回のオフィス移動も同地区での再生の一部をなしており、また、2011年ダブリンでのオフィスビルの購入と合わせた2,000人のスタッフの雇用を反映している。
グーグルは、これまで海外でのオフィスビルは賃借してきたが、ここ2年間ではパリ、ダブリンで建物を購入しており、次はロンドンとなる。グーグルの北および中央ヨーロッパ社の副社長であるMatt Brittin氏は、
「グーグル、ロンドンそしてイギリスにとっていいニュースだ。これはグーグルによる大きな投資であり、私達はコンピューティングやウェブが開発されたイギリスにさらにコミットしていくつもりだ。」(BBCより)
と述べた。サイトの建設は建設は2013年後半に開始される。
Guardian
http://www.guardian.co.uk/technology/2013/jan/17/BBC
http://www.bbc.co.uk/news/uk-england-london-21074951