大学生が合同会社を設立
萌えで日本を元気にしたい--埼玉の大学生が9月に合同会社「福成」を設立して奮闘している。
社員は一人でオフィスは自宅という状態からの出発だ。
お客さん相手の仕事に魅力を感じ
業務内容はアニメや漫画キャラクターを活用した商品の開発やイベントの運営が中心。すでに具体化している事業もあり、鷲宮商工会青年部が11月28日に主催するオタク向け婚活イベント「オタ婚活」では企画段階から携わっているという。
社長である若林さんは高校3年の時に、既に自身の企画を実現させている。鉄道制服フィギュア・鉄道むすめの「栗橋みなみ」を活用した地域振興として、栗橋商工会と連携してスタンプラリーや関連グッズの販売、声優を招いた夏祭りなどを企画した。
こうした経験から、お客さん相手の仕事に魅力を感じ起業を決意。資本金10万円で合同会社という形で念願を果たしたという。
萌え文化の格差是正をめざし
ただ、現在売り上げは”ゼロ”。法人税や運営費などで年間40万円近くかかるというが、若林さんは「萌え文化の格差是正」をめざし、地方でも秋葉原のような体験ができるようにしたいと前向きだ。
福成
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