ベンチャー企業に特化の「katanaファンド」が出資
(株)あきない総合研究所は、大和企業投資、上場IT系ベンチャー企業らと設立した「スタートアップ支援ファンドkatana-1号」が、ベンチャー企業2社へ出資を実行したと20日発表した。
ベンチャー企業支援、起業家支援を行う同社が、2010年1月に設立したスタートアップのベンチャー企業に特化して小口分散投資を行う「
katanaファンド」から出資を実行したもの。
同社は、起業家および起業準備中の個人を対象に、「サムライベンチャーに武器(刀/katana)を」のコンセプトのもと、起業・独立に必要な「ヒト」「モノ」「カネ」に関わるリソースを提供する
katanaサービスを運営している。
そのサービスの「カネ」の1つとして運営している「スタートアップ支援ファンドkatana-1号」が、このほどベンチャー企業2社の第三者割当増資を引き受けた形となったもの。
2社への出資はマイルストーン投資で
対象となった2社は、(株)キーストーンテクノロジーと、(株)グッドシングで、その概要は以下の通り。
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(株)グッドシング◇住 所:大阪府大阪市中央区平野町2-5-11
平野町ときわビル2F
◇代表者:大谷 一哉
◇設立日:2009年9月
◇資本金(増資後):2,500,000円
◇URL:
http://www.komati.co.jp/◇事業概要:『巾着小町』の企画、配布
なお、共にマイルストーン投資となるため、当初出資額は100万円で、1-3ヶ月で設定された目標(マイルストーン)を達成すれば追加で400万円の合わせて500万円の出資となる。
キーストーンテクノロジー社は、既存のプリント基板の製作、販売事業に加えて、近年は植物栽培用LED照明の開発、販売に力を入れており、インターネットを用いた運営や販売を強化する話の中でkatanaファンドが出資、事業をサポートすることに。
またグッドシング社は、現在OLを対象とした化粧品サンプルや割引券等を「巾着袋」に入れ、地域密着型で配布する広告事業を展開していて、今後、配布したOLの携帯アドレスを収集し、モバイルマーケティング事業を展開する中で同ファンドが出資、あきない総研が支援していくことになったという。
「katanaファンド」
http://www.katana.bz/fund/katana サービス
http://www.katana.bz/ファンド設立記事
http://www.otonano-kaisha.com/news_bTwt0w98U.html