このほどモナコで行われた「ワールドEOY(Entrepreneur Of The Year)」2010年大会に、日本代表として参加していた福島の庄司さんが、残念ながら受賞を逸したとのこと、共同通信が報じている。
(画像は、J-Net21より)
EOYは、新たな事業領域に挑戦する起業家の努力と功績を称える国際的な表彰制度で、これまでの代表には、デルコンピューター、アマゾンドットコム、スターバックスなどアメリカの著名な企業が名を連ねている。
充電池の開発に大きな貢献の「東洋システム」
庄司さんは、福島県いわき市の電池試験装置メーカー「東洋システム」の社長で、同社は充電池の開発に必要な検査機器を開発・製造し、携帯電話や小型デジタルカメラ、ハイブリッドカーの開発にも大きく貢献し、日本の代表として選ばれていたもの。
同報道によると、42カ国の起業家が参加した今回の起業家世界一には、国際金融サービス会社を経営する英国人のマイケル・スペンサー氏が選ばれたとのこと。
当の庄司社長は、
「結果は残念だが、今はすがすがしい気持ち。5~10年後、『あの時東洋システムを選んでいれば』と言わせたい」
と今後に意欲を見せているという。
共同通信記事企業紹介(J-Net21)