環境ビジネスウィメンは、環境ベンチャーを志す人材掘り起こしを目指して、東京・大阪・福岡の3ブロックで社会起業塾を開催する。
政府が緊急経済対策として創設した「地域社会雇用想像事業」の一環という。
環境省や総務省などと共同で進めるエコビジネスコンテスト『eco japan cup』のインフラを活用し、座学だけに留まらない起業塾を実施するとのこと。
アドバイザーによる育成支援・指導も
既に4回の実績のある『eco japan cup』は、他のビジネスコンテストとは違い表彰だけに主眼を置くものではなく、審査プロセスで関わった応募者から課題抽出を行い、当該年度の落選組を次年度以降の潜在応募者と位置づけた育成支援に注力してきている。
育成支援策の中では例年、日本商工会議所などの協力により中小企業診断士や技術士、経営コンサルタントを中心としたアドバイザーを200余名募り、実質的な指導を行っているとのこと。
これらから把握された主な課題は、以下4点という。
[1] コアコンピタンスとなりうる技術やスキルがあっても、経済性計算が出来ていない。
[2] 説得力あるプレゼンスキルが無いために、それが伝わらない。
[3] 事業化のためのマーケティングの視点が無い。
[4] 実際の事業慣行や関連制度について知識がない。
よくある支援セミナーは、教科書的な机上論が多いが、上記課題は具体的なビジネスプランを基にしたプログラムと、各起業テーマそれぞれの課題に精通した専門家によるアドバイスが不可欠とする。
審査プロセスに対応した育成支援ノウハウ活用の起業塾
『eco japan cup』の応募~審査プロセスに対応した育成支援ノウハウを活用し、起業に必要な情報と視点を与える「起業塾」を実施するとしている。
【起業塾の特徴】
全塾生の社会企業プラン・コンペティションへのエントリー
『地域社会雇用創造事業』では、最終的にビジネスプラン・コンペティションを実施し優秀なプランに対し起業助成を行う。この起業塾の成果の一つにコンペティションへの応募を位置づける。
※起業塾に参加しなかった方でも、「地域社会雇用創造事業・起業インキュベーション事業」に応募は可能。
<開催概要>
1.開催場所と日時 / 申し込み〆切日
6月19日(土)福岡商工会議所 9:00~17:00
(6月10日(木)申込〆切)
7月3日(土)東京商工会議所 9:00~17:00
(6月24日(木)申込〆切)
7月17日(土)大阪商工会議所 9:00~17:00
(7月8日(木)申込〆切)
2.プログラム リンク参照
3.受講料 無料
4.受講人数 各開催地40名まで
5.講座対象者及び応募資格
環境ベンチャー起業や法人設立を目指す方
6.参加申込方法 リンク参照
7.主催者及び運営
主催:一般社団法人環境ビジネスウィメン
運営:(株)環境ビジネスエージェンシー
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