日本WEBデザイナーズ協会(JWDA)と未来予想(株)は、「CROSS COOP」に入居する起業家を対象に、マイクロソフトが提供するITベンチャー企業向け支援プログラム「BizSpark」の導入を開始するという。
CROSS COOPは、未来予想が東京都港区で運営する起業家支援型レンタルオフィス。入居者は約250名で、ITインフラコスト削減と開発環境の無償提供を受けることになる。
スタートアップ直後のベンチャー企業にとって、家賃や人件費などのランニングコストを抑え、キャッシュフローに余裕を持つことが最大の経営課題。
特にIT分野のスタートアップ企業は、サーバや開発ツールなどのソフトウェア開発環境やインフラ整備などの先行投資が大きな負担となる。
BizSpark 導入でベンチャーをコスト面でサポート
そこで未来予想は、マイクロソフトと「ネットワークパートナー」として提携しているJWDAを通じ、CROSS COOP入居企業を対象に、ソフトウェアの開発に必要なマイクロソフトの製品や開発ツールが無償で活用できる「BizSpark」を導入することで、ベンチャー企業の事業立ち上げをコスト面からサポートするもの。
今回の提携で、未来予想は入居者のスタートアップ支援を目的に「BizSpark」を提案し、JWDAでは「BizSpark」に始まり、WEBデザインアワードや検定を開催するなど、WEB業界全体のバックアップとして、ワークショップなどのサービスを提供していくという。
<「BizSpark」とは>マイクロソフトが、創業3年以内のITベンチャー企業(スタートアップ企業)を対象に、サーバ製品や開発ツール、テスト用のWindows(R)・Office等のマイクロソフトのソフトウェアを無償で3年間提供するプログラム。
Microsoft BizSparkに参加するメリット・ソフトウェアの無償利用スタートアップ企業にとって、費用的な負担が大きいソフトウェアの開発環境の整備を無償で利用できる。
・支援の獲得スタートアップ企業はマイクロソフトやベンチャー支援を行っている「ネットワークパートナー」からサポートが得られる。
・認知度の獲得マイクロソフトが運営する全世界のスタートアップ企業を紹介するWEBサイトStartup Zone(
http://www.microsoftstartupzone.com/ )を利用することで、サイトの閲覧者や投資家候補、見込み客、パートナー候補に対する世界的な認知度を獲得することができる。
BizSpark
http://www.microsoft.com/japan/mscorp/mic/bizspark/CROSS COOP
http://crosscoop.com/日本WEBデザイナーズ協会
http://www.jwda.jp/未来予想
http://www.miraiz.co.jp/