アイリスグループのIRIS USA,Inc.は、米国ペンシルべニア工場の本格稼働を11月24日(火)に開始した。
アメリカ4工場体制でサプライチェーンを強化
ペンシルべニア工場は、1992年に設立したIRIS USA,Inc.のアリゾナ工場に次ぐアメリカ国内4拠点目の工場。
現在、IRIS USA,Incはウィスコンシン工場とテキサス工場、アリゾナ工場を生産・物流拠点とし、プラスチック製生活用品(収納用品、ペット用品)の製造販売を中心に事業を展開し、今後もアマゾンをはじめとするインターネット通販の売上拡大により成長を見込んでいる。
東海岸のペンシルベニア工場にアメリカ国内初めてとなる約17,500パレットを収容できる自動倉庫を備えることで、アイリスグループの基幹工場である大連工場(中国)で生産している家電製品やLED照明、調理器具などを中心としたハウスウェア部門の物流センターの役割も担う。
これにより、インターネット通販向けの製品ラインアップを拡充でき、多様なニーズに対応する供給体制を構築することになる。
今後も、海外拠点における生産拠点等の整備を進め、生活必需品など安定的な供給体制を構築することで、サプライチェーンの分断リスクを低減し、国内生産の滞りない稼働と経済構造の構築に貢献していくとのこと。