TCWグループ、パリと香港に新オフィスを開設
世界的な資産運用会社「TCWグループ」は、パリと香港に新オフィスを開設したことを発表した。
TCWグループはアジアと欧州で投資家にサービスを提供する長期的な取り組みを行っており、今回の新オフィス開設もその一環とされている。
パリオフィスはTCWのマネジングディレクター兼TCW欧州ヘッドのハインリヒ・リールが、香港オフィスはマネジングディレクター兼TCWアジア・ヘッドのステイシー・スーがそれぞれ統括し、投資家と緊密に協力しつつ、新たなパートナーシップを構築し、海外投資家の固有のニーズに合った新商品を開発していくもよう。
幅広い投資商品を取り扱うTCWグループ
1971年にロサンゼルスで設立されたTCW(Trust Company of the West)グループは、米国の多くの大企業、公的年金プラン、金融機関をはじめ、多くの海外投資家や個人富裕層を対象に、幅広い投資商品を取り扱っている。
さまざまな顧客のニーズに応えるため、数多くのフィナンシャル・アドバイザーや金融機関と緊密なパートナーシップを構築し、総額約1,307億ドル(2013年3月31日現在)もの資産を運用している。
今回の海外オフィス開設の発表は、TCWの経営陣とプライベートエクイティ大手のCarlyle Group(カーライル・グループ)が、フランスの銀行ソシエテ・ジェネラルからTCWを買収したことを受けて行われた。
TCW Groupホームページ
https://www.tcw.com/