米衛生テレビDISHとの買収争いはSoftBankで決着か
2013年5月23日-Sprint Nextel(NYSE:S)(以下、SprintとSoftBank(東京証券取引所:9984)は、提案取引に必要な規制当局の承認を受けたと発表した。
7月1日の終値が買収金額基準
カリフォルニア州公益事業委員会は、取引を承認する。申請は2012年11月から始まり、全米23州とコロンビア特別区に提出された。
連邦通信委員会と取引を見直し、連邦政府機関職員と密接に協力し続けている。
取引の見直しで、カリフォルニア州委員会は、SoftBankの投資増加がSprintの競争力に結びついていると見ている。以前SoftBankが提示した条件の通り取引を完了することを確約。金額は、2013年7月1日の終値が基準となる。
本件については、Softbankが買収案を進めていたところ、途中から米衛生テレビDISH Network Corporation が買収話に参入。両社とも「我々の方が条件が良い」と主張していたが、Softbankで落ち着きそうだ。
Sprint Nextelについて
米カンザス州オーバーランド本社。無線·有線通信サービスを包括的に提供。2013年第一四半期時点の顧客55万以上。米国初のワイヤレス4Gのサービスを含む、革新的な技術を開発している。
SoftBankについて
1983年設立。東京本社。会長兼最高経営責任者(CEO)は、孫正義氏。移動体通信、ブロードバンドサービス、固定通信、ポータルサービスなど、情報産業でさまざまな事業に取り組んでいる。
Sprint and SoftBank Announce Completion of State Regulatory Review of Proposed Transaction
http://newsroom.sprint.com/Sprint Nextel
http://www.sprint.com/SoftBank
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