2回目の資金申請
2013年4月3日-欧州委員会は、NER300プログラムの下、再生可能エネルギーと炭素回収·貯留(CCS)資金を申請するプロジェクトを開始した。2回目の資金申請となる。
EU企業のクリーンエネルギー移行を支援
NER300資金調達メカニズムは、EU全体で炭素回収・隔離と革新的な再生可能エネルギープロジェクトを支援するための投資に45億ポンドまで提供することを目的に2011年に開始された。
昨年12月、EUは、23の再生可能エネルギー実証プロジェクト資金12億ポンド以上を獲得している。当時、アイルランドの西海岸で行われていたWestWave波エネルギープロジェクトは、資金調達で1億9800ポンドを入手した。
投資ファンドは、EU排出権取引制度の第3段階のために設定された新規参入予約(NER)から3億ポンド排出枠の売却で調達される。そのため、NER300と呼ばれている。
加盟国は現在、関心のある企業からの資金調達のための提案を収集。欧州投資銀行に提出まで3ヶ月かかる。
EU気候コミッショナー Connie Hedegaard 氏は、
「第二ラウンドはCCSプロジェクトや革新的な再生可能エネルギー・プロジェクトなど、最初のラウンドで成功しなかったものも含めて資金調達し、新たな機会を提供する。
目標は2018年までに稼働し、低炭素プロジェクトを完結させること。EUは、気候変動に取り組むために必要な技術を開発している欧州企業のために強力な支援を続けている。
最初の呼びかけでは、圧倒的な応答があった。EU企業がノウハウと低炭素移行をリードしていることを示した。」
と述べている。
EU launches latest investment fund for low-carbon technologies
http://www.siliconrepublic.com/