W fundは、インドネシア投資の第1号案件として、クリエイターエコノミーのためのペイメントサービスを提供するSliceに投資実行した。
クリエイターエコノミーのための支払いを簡素化するサービスを提供しているSlice
W fundは、日本と東南アジアのシード・アーリーステージからシリーズAのtoC事業を運営するスタートアップに投資する独立系ベンチャーキャピタル。
2019年4月に1号ファンドを組成、2021年8月には2号ファンドを組成し、新規投資を積極的に進めてきた。累計投資先は100社を超えている。
Sliceは、クリエイターエコノミーのための支払いを簡素化するサービスを提供している。現在のクリエイターエコノミーでは、報酬の支払いサイクルに課題があり、多くのクリエイターが報酬を得られるまでには、期間を要している。
Sliceが持つインフルエンサー・ペイメント・ゲートウェイを通じて、支払い・税金・契約・レポーティングを合理化することができる。これにより、ブランドや代理店がより多くのクリエイターとスムーズに連携することを可能にする。
今回のエクステンションラウンドにより、本ラウンドの資金調達総額は$845,000 USDとなった。
この資金調達により、代理店やコンテンツクリエイター向けのエンベデッドファイナンスを強化していくという。