住江織物株式会社のグループ会社Suminoe Textile de Mexico, S.A. de C.V. (STM)は、12月11日(現地時間)に、メキシコ政府関係者や取引先様を招き、合成皮革新工場の開所式を行った。
2027年5月期までに、合成皮革事業の売上100億円以上達成を目指す
SUMINOE GROUPの自動車内装事業は、天井材、シート表皮材、カーマット、フロアカーペットなど、足元から天井まで自動車内装材をトータルで供給できるのが最大の特長。
また、日本国内だけではなく、米国、メキシコ、中国、タイ、インドネシア、インドの海外6ヵ国 11拠点に製造・販売拠点を拡げ、世界最適供給体制を目指している。
自動車用シートの組立工場が集中しているメキシコには、2013年にSTMを設立し、北米子会社との連携を深めながら事業を推進してきた。
同社グループは、今後の重点取り組みとして北中米拠点のさらなる強化を挙げており、グローバルで拡大する合成皮革市場へのニーズに応えながら、2027年5月期までに合成皮革事業の売上100億円以上達成を目標としている。
同社グループは、合成皮革事業についてより一層の生産性向上と受注拡大を図るとともに、供給する素材に見合った生産体制を構築できるよう設備投資を積極的に行い、グループの事業拡大を推進していく。
2023年1月13日付メキシコ子会社における、用地取得および新建屋建設開始のお知らせ:
https://suminoe.co.jp/uploads/2023/01/20230113_mexico-1.pdf