株式会社ホテルオークラは、中国蘇州圓融発展集団、株式会社マリモホールディングス、住友商事株式会社が出資する不動産開発会社の蘇州融和不動産有限公司と『ホテルオークラ蘇州』(仮称/2027年開業)に関する運営管理契約を締結し、12月20日(水)に調印式を行った。
中国江蘇省の経済をけん引する蘇州に、新たなホテルが誕生
蘇州は、江蘇省東南部に位置する地級市であり、上海に隣接する地の利から、江蘇省の経済的中心として発展を続けている。
旧市街地を中心に点在する旧所名跡や運河が縦横に流れる中国らしい伝統的な景観が楽しめることから、観光都市として知られてきたが、昨今では中国有数の工業都市という側面も注目されている。
ホテルが位置する「蘇州工業園区」は、蘇州二大工業特区の一つとして、1994年頃からシンガポール政府と共同開発が進むハイテクパークで、中国トップクラスの産業規模を有する国家級経済開発区として位置づけられている。
持続可能なハイテク地区を謳い、世界の多くの企業が製品の生産・輸出拠点とするスマート都市として、円熟期を迎えている。
『ホテルオークラ蘇州』は、中国江蘇省における初の「ホテルオークラ」ブランドのホテルとして、和のおもてなしに根差したサービスを提供していく方針。
-『ホテルオークラ蘇州』(仮称)施設概要-
【所在地】江蘇省蘇州市蘇州工業園区蘇州大道北、星塘街西
【延床面積】約170,077㎡ (ホテルは約34,413㎡)
【階数】地上39階、地下3階
【客室数】249室
【レストラン】日本料理、中国料理、オールデイダイニング、
ラウンジ
【付帯施設】フィットネス、屋内プール ほか
【宴会場・会議室】宴会場・会議室 6室
【アクセス】上海虹橋国際空港/上海虹橋駅から車で約60分、
蘇州駅から車で約30分、蘇州軌道交通 地下鉄1号
線・5号線「星塘街」駅と直結