需要の高い「円ヘッジ外債ファンド」
野村アセットマネジメントは12月12日、「
円ヘッジ外債ファンド」に関するレポートを発表した。
現在、資金流入が顕著な「売れ筋」ファンドとして注目されているのが「円ヘッジ外債ファンド」だ。
「円ヘッジ外債ファンド」の資金流入が加速する背景について、
野村アセットマネジメントは次のように説明している。
まず、低金利が続く日本に比べ、海外には利回りの高い資産が存在する。しかし、海外資産への投資には、常に為替のリスクがつきまとう。
そこで為替リスクを回避する保険的な役割をはたすのが、為替ヘッジだが、これにはコストがかかる。
為替ヘッジコストは、内外の短期金利差で決まるが、現在、日米の短期金利差は、ほぼゼロに近い。このため、米ドル建て資産を対象とする円ヘッジ外債ファンドを中心に、利回りの高い商品としてヘッジファンドの人気が高くなっているという。
野村アセットマネジメントのヘッジファンド
野村アセットマネジメントの円ヘッジ外債ファンドは、国内最大のシェアを誇る。
そのなかで特に注目されるのが
「野村新興国債券投信Aコース(毎月分配型)」
「高利回り社債オープン・為替ヘッジ(毎月分配型)」
「野村インデックスファンド・新興国債券・為替ヘッジ型(愛称:Funds-i 新興国債券・為替ヘッジ型)」
「野村新エマージング債券投信(通貨選択型)円コース(毎月分配型)」
「野村グローバル・ハイ・イールド債券投信(バスケット通貨選択型)円コース(毎月分配型)」
の5ファンドだ。
預金金利が限りなくゼロに近い現代において、有利な資産運用を望む投資家が注目するのが、「円ヘッジ外債ファンド」だといえるだろう。
野村アセットマネジメントホームページ
http://www.nomura-am.co.jp/お知らせ/野村アセットマネジメント
http://www.nomura-am.co.jp/special/20121210/