スワップ協定1年延長
日銀は12月19から20日にわたって開催した金融政策決定会合で、通貨間の
スワップ協定を1年間延長し、2014年2月1日までとすると決めた。
スワップ協定とは各国の中央銀行間などで、主に米ドルなどの外貨を貸し借りする取り決めのことだ。あらかじめ通貨を融通するための枠組みを決めておく。
例えば通貨の為替レートが急落して必要な外貨が不足した場合などに、他の国から外貨を一時的に借り入れて経済の安定を図るための協定だ。
欧米はすでに延期を決定
日銀は、米連邦準備理事会(FRB)や欧州中銀(ECB)などと締結している通貨間のスワップ協定を2014年2月1日まで延長したが同様の措置は、欧米ですでに決定されている。
12月13日、FRB、ECB、イングランド銀行、カナダ中銀、スイス国立銀行といった欧米の中央銀行5行が、スワップ協定の延長を発表済みだ。
日本銀行
http://www.boj.or.jp/index.html/ロイター
http://jp.reuters.com/article/businessNews