歴代3位の大型設定
日興アセットマネジメントは27日、SMBC日興証券の追加型投信「日興グラビティ・アメリカズ(愛称:ビバ・アメリカズ)」の設定額を、新規設定した。
募集は11月末から行われており、当初設定額が2000億8076万円となり、国内の公募株式投信の当初設定額ランキングで歴代3位、2006年10月以来約6年2ヶ月ぶりの大型設定となった。
「ビバ・アメリカズ」は、国際経済学における「グラビティ(引力)理論」に基づき、米国を中心に米国経済の成長の恩恵が期待される南北アメリカ大陸の国々を主な投資対象として、上場株式やADR(米国預託証書)などに投資するファンド。
新エネルギー革命で期待が高まる米国経済の隆盛
これまで、貿易赤字と財政赤字による「双子の赤字」や「円高」などを理由に米国株投資は、日本の個人投資家にあまり人気が無かった。しかし米国経済は、住宅市場に改善傾向が見られたり、雇用環境の改善も見られたりと、徐々に好転の兆しが見られる。
さらに、エネルギー源を化石燃料の輸入に依存していた米国で、シェールガス採掘の技術革新が着々と進んでいることから、近い将来エネルギー価格の低下やエネルギー自給率の大幅な改善が現実味を帯びてきた。この新エネルギー革命が米国経済に構造変化をもたらし、米国経済の隆盛の時代が再来するとの期待が高まっている。
NS Journal.jp
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