ブラックロック、iシェアーズに新興国に投資するETF3商品の追加を発表
11月15日、ブラックロック・ジャパンは3本のETF新商品を、日本で販売される外国籍投資信託として金融庁に届け出た。
新商品は、ブラックロック・グループが運用する世界最大のシェアを有する上場投資信託のトップブランド「iシェアーズ」からの販売で、アセアン地域や中近東など、今後の成長が期待される新興国への投資ニーズを満たすものとなっている。
なお、フロンティア・マーケット、エマージング・マーケットに関するETFとしては日本初の販売だ。SBI証券や楽天証券など、取り扱い証券会社を通じて発売される。
ETF3商品について
今回新たに届出がされた新商品は、「iシェアーズMSCIフロンティア100インデックス・ファンド」、「iシェアーズMSCIエマージング・マーケット小型株インデックス・ファンド」、「iシェアーズ現地通貨建てエマージング・マーケット債券ファンド」の3本であり、信託報酬はそれぞれ、0.79%、0.69%、0.60%となっている。
「iシェアーズMSCIフロンティア100インデックス・ファンド」は、MSCIエマージング・マーケット指数に含まれていない途上国の企業に幅広く投資する指数に連動する実績を目指す商品で、クウェート・カタール・アラブ首長国連邦など、主に中東が投資対象となる。
「iシェアーズMSCIエマージング・マーケット小型株インデックス・ファンド」は、MSCI新興国株式市場の時価総額下位14%を占める小型株の実績を表すMSCIエマージング・マーケット小型株インデックスに連動した運用を行う商品。
「iシェアーズ現地通貨建てエマージング・マーケット債券ファンド」は、新興国の市場における債権を現地通貨建てで換算したバークレイズ新興市場ブロード自国通貨建て国債インデックスに連動した運用を行う商品だ。
iシェアーズホームページ
http://jp.ishares.com/newsroom/pr_2012_11_15.htm