コカ・コーラ ベトナムで投資
米 ザ コカ・コーラ カンパニー(KO)は、新興市場で持続的な成長を構築するための投資先を検討した結果、ベトナムで今後3年間で約3億ドルを投資する計画を明らかにした。
来年から投資拡大を行い、2010年から2015年まで総額5億ドルに及ぶ投資がべトナムとのより強固な関係をもたらすだろう、と同社はコメントしている。
安定した経済成長を見せるベトナムに商機?
「ベトナムの経済は近年、健全な成長を維持しており、この新たな経済公約はベトナムでのコカ·コーラの拡大への投資以上のものであり、重要な市場の長期的な可能性に向けた我々の信念に対する重要な承認である」と最高経営責任者(CEO)Muhtar Kent氏はベトナム ハノイ市訪問中に述べた。
追加の支出が新たなインフラ、雇用とブランド構築に費やされることになる。
過去3年間の投資を通じ、同社は新たな充填ラインと地元顧客への新たなコールドドリンククーラーの導入で現地生産と流通の量を増加している。
北米で堅調な業績を掲示しながら、中国コカ·コーラのかつての信頼性の高い成長エンジンは鈍化の兆しを見せている。しかし、コカ·コーラは、インドやロシアからの力強い成長を得るために投資を続けている。
国内市場では、コカ·コーラはペプシコーラやマウンテンデューなどの炭酸飲料のように、そのトップブランドへとより多くの広告を出稿することによって、その北米飲料事業を活性化しようとしているライバルのペプシ社(PEP)からの強いアピールに直面している。
今月、世界的に多くの飲み物を販売したコカ·コーラという事業は、中国の冷経済と欧州の継続的な課題に起因する勢いを失うの兆しを見せたものの、その第3四半期決算は、上昇した。
株価は2012年10月25日木曜日37.09ドルで前日から9セントの減少で取引終了となった。株価は今年6%のアップ。
Coca-Cola Boosts Investment in Vietnam By $300 Million
http://online.wsj.com/article/BT-CO-20121026-709553.html