男女格差の問題を抱えるイスラマバード
イスラマバード政府は2015年までにミレニアム開発目標を達成するために、女性のリテラシーに焦点を当てた教育にもっと投資する必要があると2012年10月23日発表した。
国をあげて女性の教育改善へ
ユネスコの世界統計によると、パキスタンの15から24歳の青年男女の識字率は男女格差を示していて、男性79%に対して女性61%であると国連常駐調整官Timo Pakkala氏が発表した。上記は地元ホテルで2012年10月23日開催した自身のセミナー「女子教育への権利」の内容によるものである。
青年女性の識字率は、全女性の成人女性識字率が15歳以上は47パーセントになると予測されているのに対し、2015年までに男性の82パーセントに対して72パーセントになると予測されている。これは若いパキスタンの女性は、母親よりも高学歴であることを示している。
成人男性識字率は69%である一方、現在、15歳以上の成人女性識字率は40%である。
2013年から2017年の今後5年間について、国連機関は政府と協力するとともに一括して開発プログラムに従事し、男女平等と社会正義を含む6つの戦略的優先分野を特定した。
ユネスコのパキスタンディレクターであるKozue Kay Nagata博士は、ほぼ3分の2にあたる510万人の非就学児童の63%が小学校に行くべき女の子であると語った。
この事実は明らかにジェンダー格差がまだ存在することを反映している。
More investment required to improve girls’ enrolment
http://tribune.com.pk/story/456044/